むむむっの匂い？

ただ今、ちょーう悪臭！ちょーう妙臭！むむむっ！！！
夕食後、すぐさま狭いリビングは、なんとも言えない悪臭！妙臭に占領された!
よーく耳をすますと、じゃあなかった、
臭いのミナモト！を探ると‥。
誰かの口臭ではないかっ。
「どないしたん？」って聞くと、
「んっ‥、ふぁが痛い‥」
聞き取れなくて、「なんですと？」
「んっ‥、ふぁが‥、ふぁが‥、ふぁが痛い」ってね。
解読すると、歯が痛いってことだった。
痛いってことは、よーくわかった。
しか～し、この臭いって、ハンパねぇ！！！
そう、良薬『正露丸』だよっ。
こやつを、歯にはさんだまんま話そうとするから聞き取れないんだぁ。
くさっ～ー！
そばによんなぁーってさ。
姫子が、大嫌れ～な、思わず泣いてしまう歯医者っつうとこに
いってこいや～。
（姫子は、歯医者が大嫌いでして、Dr.が顔を覗いただけで目がウルウルしてしまってさ、
なんか歯を削るよな、武器が視界に入るもんなら
もうだめです！！
涙が、すすっ～って流れてくるんだ。
いつだったか、Dr.にまだなんもしてないから、
泣いたらおかしいよ！ってよしよしされたことがある。いくつだぁー！
これほどに、歯医者は嫌いなんだ。恐怖なんだよね、姫子にとってはね。
それ以外の何者でもない！！！）
人には、勧めるけれども、あちきは嫌
そんなこんなの臭いに包まれています。（姫子）